訪問看護が行う服薬管理について       

こんにちは!ふくし百選看護サービス金沢の訪問看護師です。

訪問看護では、ケアマネジャーさんから、服薬管理の依頼も多くあります。今回は、訪問看護師が行う服薬管理について紹介します。

服薬管理とは?

お薬が処方どおりに内服できるよう、お薬入れに薬を振り分けたり、残薬数のチェックをしたりして、利用者さんがしっかり内服しているか確認します。

訪問看護師の服薬管理とは?

利用者さんの生活スタイルや、身体状況、療養状況に合わせて工夫します。薬局に薬の1包化をお願いしたり、1週間や2週間用のお薬入れを利用したり、カレンダーを使用したりと様々です。また、下剤や鎮痛剤などの服薬タイミングについて相談や指導を行うここともあります。そして主治医に服薬状況を報告しています。その他、お一人暮らしの方は、訪問ヘルパーさん等の多職種と連携することもあります。

実際の工夫について

Yさん、80歳代、夫婦2人暮らし

長期入院後、お薬を自分で管理することが難しくなりました。はじめは、お薬入れを使用していましたが、確認しづらいとの声がありました。そのため、薬カレンダーに変更し、いつも座っている場所からもすぐに確認できるようにしました。ご家族も確認できるので好評です。

Sさん、90歳代、お一人暮らし

お薬入れを使用していましたが、内服忘れが目立ちました。1日1回の内服のため、すぐに目につく台所の壁に貼り付けることとしました。デイサービス送迎の職員さんとも連携してお薬の確認を行っています。

Nさん、80歳代、お一人暮らし

ご自分でセットされているので、確認を行っています。時々、訪問時に一緒にセットをして、コミュニケーションをとっています。

Fさん、お一人暮らし

入院中に病院の看護師さんが手作りしてくれた、世界にひとつしかない薬箱です。こんなにかわいかったら、お薬を振り分けることも、楽しい気持ちになりませんか?

最後に

入院中なら、すぐ看護師が対応できますが、在宅で利用者さん自身に管理してもらうとなると色々な問題が生じることがあります。長期入院後のお薬の管理が不安、飲み忘れが多くなってきた、薬が増えて管理するのが大変になってきた方、ご家族の方など、ぜひ、ふくし百選看護サービス金沢にご相談ください。私たちは、日頃から、一人一人の生活スタイルに合わせた丁寧な対応を心がけています。

ふくし百選 看護サービス金沢(訪問看護ステーション)

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