【介護保険】福祉用具の一部に貸与・販売の選択制が導入

令和6年 4月より福祉用具の一部に貸与・販売の選択制が導入されました

対象福祉用具

 ( )内の月数は、国が示している平均的な利用月数

貸与・販売の選択制の流れ

ケアマネジャー/福祉用具専門相談員
  • ご利用者様に貸与又は販売を選択できることを説明
  • 選択にあたっての必要情報の提供

  ▷貸与と販売の利用者負担額の違い(損益分岐月数等)

  ▷貸与および販売のメリット、デメリット(下記参照)

  • 医師や専門職の意見、利用者の身体状況を踏まえた提案

                    

ご利用者様

貸与か販売かを選択する

貸与を選択

・購入より価額が抑えられる

・状態に応じて商品の変更が可能

・定期的に点検、メンテナンスを受けられる

・商品に不具合があれば基本的に無償で対応が可能

・新品、中古の選択が不可

・長期使用で販売価格を上回る

販売を選択

・年度内10万円の枠内で補助金がある

・新品を利用可能

・長期使用でレンタル価額よりも安い

・初期費用がレンタルよりも割高

・身体状況の変化に対応が難しい

・処分に費用や手間がかかる

福祉用具専門相談員の主な業務

選定相談

ご利用者様の心身の状態や使用環境などから、福祉用具で解決できることを一緒に考え、一人ひとりにあった福祉用具の選定

計画作成

相談内容に基づき、福祉用具の利用計画を立案

適合・取扱説明

福祉用具をご利用者様に合わせ調整し、ご利用者様や介護者が安全かつ十分に活用できるよう説明

訪問確認(モニタリング)

定期的にご利用者様宅を訪問し、福祉用具の点検や使用状況の確認